2011年1月11日火曜日

第一印象

キンドルで本を買ってみた。

ちゃちゃっと選んでワンクリック。すると画面には購入した本の文章がすぐに現れる。やばい。これはやばい。本を買ったという実感がまったくない。無料のホームページを閲覧するがごとく、サクサクと本を買えてしまう。

画面は読みやすい。小さすぎるということもない。ページの切り替えも早くてストレスなし。

断念

読んでいた本を断念します。

"Free Lunch: How the Wealthiest Americans Enrich Themselves at Government Expense (and Stick You with the Bill)"という本を読んでいました。シラキュースで講座を持っていたこともあるニューヨークタイムズの記者が書いた本で、留学中に学内の本屋で見つけて買ったもの。途中でほったらかしにしていたので、リベンジのつもりでした。

ただね、この本がつまんないの。ずーっと金持ちの悪口だけを書いている。ニューヨークヤンキースが新スタジアムを建設したとき、ニューヨーク市から補助金を受け取っていたことを取り上げて、「大金持ちのジュリアーニ市長が庶民から集めた税金を大金持ちのスタインブレナーに譲り渡した。けしからん」みたいな話ばかり。ちょこっと、「スポーツ施設っていうのはシーズンオフには人が集まらないから意外に経済効果は少ないんだよ」みたいなことが書いてあったりして、私としては「そこんとこもっと知りたい」と思うんだけれど、次は別のお金持ちの悪口になっていく。なんだかなぁ。

というわけで、読むのが辛い。やめます。あと、どうやら12月あたまに注文していた「キンドル」が届いたようだし。金融危機の本が分厚くて重かったもんだから、思わずポチッてしまってたんですが、ようやく到着したようです。クリスマスシーズンのせいか、当初は「配送日は最悪で2月上旬」ということだったのですが、ちょっと早くなったみたいです。

キンドルについてはいずれ。