2018年2月25日日曜日

メダル

メダルの数を増やしたらどうだろう。

オリンピックのメダルは金、銀、銅だ。4位の人は何ももらえない。でも、世界で4位だって相当すごい。なにせ銅メダルの次にすごいのだ。なのに世界で4番の人は残念そうな表情になる。なんとも気の毒だ。

だから4位にも5位にも6位にもメダルをあげたらいいと思う。4位には「ステンレスメダル」、5位には「鉄メダル」、6位には「アルミメダル」なんてどうだろう。7位は「木メダル」、8位は「布メダル」だ。

でも、これだと9位の人が残念がるかもしれない。ならばもう、参加者全員にシールをあげたらどうか。1枚1枚デザインが違って、なかにはマスコットキャラに眉毛がついたレアなシールがあるのだ。意外と金メダリストの方が「あっ。そのシールいいなぁ」なんてことを言うかもしれない。

誰に迷惑をかけるわけでもない。2020年に向けて賛同者が現れてくれることを期待したい。

吉幾三

No.22

朝から「俺ら東京さ行ぐだ」が頭の中で流れ続けている。

仕事の相手先と話をしていても、「俺らこんな村イヤだぁ~」。
相手先からやんわりと抗議されても、「東京へ出るだぁ~」。
上司に仕事のやり直しを命じられても、「銀座に山買うだぁ~」。
緊張感がないことこの上ない。

何がきっかけだったのかは思い出せない。
朝、読んだ新聞に原因があったような気もするが、それほど直接的な記事はなかったと思う。

どうやら私の心の中に、「内なる吉幾三」がいるようだ。なんだか悲しい。


2005/7/25

名刺入れ

No.21

古い名刺入れを使っている。

と、言っても別に骨董品というわけじゃない。会社に入ったときに無印良品で
買った600円ぐらいの名刺入れ。アルミっぽい金属のやつだ。もう10年使って
いるので、日ごろ使っている道具のなかで、最も長い期間使っているモノではないか。
未だに使えなくなるような気配はなく、これからも使っていきたい。

と、思っていたら、自宅にあるブラシは、確か中学生のころから使っているような気がしてきた。
こちらは、そろそろ買い換えた方がよいのではないか。まだ使えるけど。


2005/7/22

エスカレーター

No.20

エスカレーターの上りと下りはどうにかならないものいか。

スーパーなどで買い物をしているとき、上の階にあがろうとしてエスカレーターの前まで
歩いていくと、そこに下りのエスカレーターがある。下の階に降りようとして、エスカ
レーターにたどり着くと、そこにあるのは上りのエスカレーターだ。

店内にはちゃんと「上り」「下り」を示した看板がぶら下がっていることが多い。
しかしそれは大抵の場合、極めて小さいものであるうえ、同じような図柄で有る場合が
大半だ。小さい活字の「上」か「下」か、矢印が上に向かっているか下に向かっているか、
そんな細かな違いでしか判別できない。眼鏡をかけている私の場合は、看板を判別する
にも、えっちらおっちらと看板の近くまで歩いていって、「あ。逆…」と思うことになる。

「正しいエスカレーターの見分け方」。こんな本があれば、ベストセラーになると思う。


2005/7/21

不意打ち

No.19

わりとよく道を尋ねられる。

今朝もヘッドホンを聞きながら信号待ちをしていたら、通りかかったおばちゃんに
「カナスギ橋はどちらの方ですか」と聞かれた。周りにたくさんの人がいるのに、
どうして私に声をかけてくるのだろう。私がヘッドホンを使って、外に漏れている
だろうぐらいの大きな音で音楽を聴いているにもかかわらずである。

イギリスを旅行中、駅の構内をうろうろしていたときも、現地人らしいおばちゃんの
グループに「○○行の列車はどのホームから出るのか」と尋ねられた。
他に利用客もいるし、駅員もいるし、すぐそこには案内用掲示板も出ている。なのに、
どうして明らかに英語が話せなさそうなムードをかもし出しているアジア人に声を
かけるのか。

そもそも私は方向音痴だ。職場の近くで、地図を手にもった20歳そこそこの男性に
道を尋ねられ、ちょうど持っていた地図を出して説明を試みたが、結局、その男性の
目的地が地図上のどこにあるかが分からず、「とりあえずあっちの方」などと答えた
こともある。だから私に道を尋ねられても困るのだ。

親切にしたいのはやまやまだが、すばやく的確に教えようとすればするほど焦ってしまう。
自分で道をちゃんと調べてないくせに、路上で人を不意打ちするような真似は慎んでもらいたい。


2005/7/20

担々麺

No.18

体調が良くないので、とりあえず栄養のあるものを食べようと思った。

でも、何が「栄養がある食べ物」なのかが分からない。
うなぎとかトンカツとか、なんとなくカロリーの高そうな食べ物なら思いつく。
でも、カロリーが高いのと、栄養があるのとでは、違うのではないだろうか。

もっと、ビタミンとかカルシウムとか、そういうものが豊富だった方がいい。
だからといって、野菜サラダを食べていたのでは、体力がつきそうにない。
それに、サラダを大量に食べても、摂取できるビタミンの量は大したことないという
話も聞いたことがある。カルシウムにいたっては、牛乳と煮干しか知らない。

悩んだあげく、昼飯は坦々麺にした。結局、食べたいものを食べてしまった気がする。


2005/7/19

2018年2月11日日曜日

週刊漫画ゴラク

No.17

朝の電車のなかで、「週刊漫画ゴラク」を読んでいる人をみた。

朝から読むような雑誌じゃない気がする。
別の方向には、携帯電話でロールプレイングゲームをしている人がいた。
ちっちゃい画面を真剣に見つめて、ちっちゃいボタンを操作している。
今日は、車両内の床に座り込んでいる女性もいた。三角座りをして、うつむいて寝ている。
かばんも床に置いてしまっていて、「もうどうでもいいや」という気分が伝わってくる姿だ。
電車の中にはいろんな人がいる。

車内でやたらとキョロキョロしている私も同類なのだろう。
週刊プレイボーイの中吊り広告を見て、ニヤニヤしていることだってある。

見出しの面白さに笑っているだけなのだが、周りがそうは見ていないのは確実だ。


2005/7/15

名古屋コーチン

No.16

名古屋コーチンという問題もある。

「名古屋コーチンを使っています」と謳っている店に入って、料理を食べてみたら、
胸肉を使っていたというケースだ。しかもまた、妙に値段が高かったりする。1150円とか。

名古屋コーチンは美味しい。名古屋コーチンの焼き鳥を食べれば、焼き鳥感が変わる。
しかしその一方で、名古屋コーチンの胸肉を食べれば、名古屋コーチン感が変わる。

やっぱり、もも肉じゃないとダメだ。もも肉。
結局はケンタッキーフライドチキンが美味しい。

そんな結論になってしまうあたりで、私の味覚なんて大したもんじゃないことが分かる。


2005/7/14

地鶏

No.15

地鶏の価値が分からない。

「地鶏を使用しております」などという店で食事をしても、それほど美味しいと思えない。
「地鶏焼き定食」(950円)といった具合に、やけに値段が高かったりすれば、なおさらだ。

それに引き換え、「鶏の唐揚げ定食」(550円)は、なんとも美味しいと思える。
1皿に5つ乗った唐揚げのひとつずつを、慈しむかのようように食べたくなる。
どんなに小さい唐揚げでも、二口に分けて食べたくなる。

大体、地鶏って何だ。定義が広すぎやしないか? ぼったくろうとしてるんじゃないのか?

そんな疑心暗鬼が美味しさを半減させるのだと思う。


2005/7/13

No.14

他人の傘だけでなく、他人の襟も気になる。

クールビズ導入を機に、自分でワイシャツにアイロンをかけるようになって、
想像以上の難易度の高さを実感しているからだ。アイロンがけをなめていた。

アイロンがけに苦闘していると、だんだん「これはシャツの縫製が悪いのでは」と思えてくる。
きれいにアイロンがかかったシャツを着ている人をみると、きっと高級なシャツを着ているのだと妬む。

ここにもダークサイドに落ちていく自分がいるような気がする。


2005/7/12

傘がない

No.13

先日、職場の傘立てに置いておいた傘がなくなった。

このことを職場の先輩に話すと、「自分だったら、他の傘を持って帰る。傘は天下の回りモノだ」との返事。
世の中そんなもんかとも思うが、気の小さい私には、なかなかそのような豪胆なことはできない。

それ以来、晴れの日も雨の日も傘立てを覗き込んでいる。戻されている様子はない。
なくなったのと同じ色の傘を持っている人がいると、傘を凝視している自分に気づく。
「こいつが傘を盗ったのではないか」。どんどん人を疑う心が染み付いていっている。
コンビニで買った1000円の傘に、自分の心の狭さを証明されたかのようだ。

こんなことなら、他の傘を持って帰ってしまった方がいさぎよかったかもしれない。

ダークサイドに落ちてしまいそうだ。


2005/7/11

2018年2月2日金曜日

豚丼

No.12

吉野家の豚丼は美味しいと思う。積極的に美味しい。

もうすっかり、牛丼の味を忘れてしまったぐらいだ。
個人的には牛丼に復活してもらわなくても構わない。

それでも牛丼が復活したときに食べてみたら、「あぁ、この味だ」と思うのだろうか。

それを確かめてみたいという意味では、牛丼の復活は楽しみだ。


2005/7/8

思いがけない男前

No.11

思いがけない人が、「男前」に見えることがある。

最近では、中川経済産業大臣が堤真一に見えることがある。
上司がリチャード・ギアに見えたこともある。もちろん日本人だ。
どんぐりみたいな顔をした人なのだが、目が小さくてつぶらなのと、
髪の毛が白髪まじりであることが効いているいるのだろう。

こうした出来事はどんどん本人に伝えた方がいい。
どうせ人間の顔なんて似たようなものだから、嘘をついているわけではない。
何の罪もなくいい気分になってもらえるわけだから、間違いなく善行だ。

ただ、人選には注意を要する。
私は唐沢寿明に似ていると言われたことがあるが、勘違いしているとしか思えない。
坂東玉三郎に似ていると言われたこともあるが、感想は微妙だ。


2005/7/7

トイレで歯を磨くな

No.10

歯磨きとえいば、職場で昼食の後、歯を磨いているヤツが許せない。
歯を磨くこと自体には問題はない。ただ、トイレで磨くのは止めてもらいたいのだ。

昼食の後、大をしようとトイレに入ったとき、歯を磨いている人がいたときのショック。
気にせずに個室に入ってしまってもいいのだが、外には歯を磨いている人がいるのだ。
きっと清潔好きな人なのだろう。1日3回、食後に歯を磨いているに違いない。
それに引き換え、大をしようとしてる自分。もしかしたら音も聞こえるかもしれない。
「不愉快な気分にさせるのではないか」。そんな気分で、私はいつも個室に入るのをあきらめる。

ただトイレは本来、用を足す場所である。その意味において私の方が正当だ。
歯を磨いている方が、「清潔好きでごめんなさい」と思うべきなのだ。

「トイレで歯を磨くな」。声を大にして主張したい。


2005/7/6

口が臭い

No.9

そんなことを気にしている私だが、ヨメに「口が臭い」と言われたことがある。
動揺していると、「たまにやで」とフォローしてくれたが、心に受けた傷は深い。

それを機に夜にしかしていなかった歯磨きを朝もするようになった。
今では、朝起きてすぐ歯を磨かないと、どうも口の中に不愉快な感覚を覚える。

これでもう「口が臭い」などと指摘されることはないと思っていたら、
ヨメから先日、「歯槽膿漏になってるで」と言われた。

私は一体どうすればいいのだろう。


2005/7/5