みんなセカンドラブを忘れているんじゃないだろうか。
初恋というタイトルの曲はたくさんある。村下孝蔵のやつが有名だけど、その他にも、松山千春、松浦亜弥、Chara、aiko、猿岩石、浜田省吾、渡辺美里、矢井田瞳、諫山美生なんかにも「初恋」がある。First Loveだって、宇多田ヒカルのほかにも、藤井フミヤとか鈴木雅之とか、AKB48の小野恵令奈なんかにもある。しかし、セカンド・ラブは中森明菜だけといっていい。
やはり「一番じゃないとダメだ」という話なんだろうか。2番目の恋いだとバリューが落ちるのか。いや、そうでもないだろう。セカンド・ラブの歌詞をあらためて読んでみると、なんだか2度目なんだけど、グズグズな感じがいいじゃないか。大体、世の中に1番である人がどれほどいるのだろうか。1番になった人は「1番にならなきゃだめに決まっているんだろうが」って話になると思うけれど、世の中のほとんどの人は2番以下であることに折り合いをつけて生きているに決まっているじゃないか。
蓮舫大臣が次の機会には、「セカンド・ラブだっていい曲ですよ」と喝破してくれることに期待したい。
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