2010年11月2日火曜日

看守

刑務所に入るときは肛門まで検査される。

なんかドラマとかマンガとかで出てくる。刑務所に入る前に裸にさせられ、四つんばいになって検査を受ける。受刑者たちは屈辱感にうちふるえ、「看守たちはこうした検査をすることで受刑者に対する圧倒的な権力を見せつけている」なんて考えたりするのだ。なるほど、刑務所とは恐ろしいところだと思う。

ただ、看守の身になって考えると、これはなんとも面白い話ではない。何が悲しくて、次から次へとやってくる受刑者のケツの穴を検査せにゃならんのか。どうせ綺麗なケツの穴じゃないに決まっている。しかも、そんな辛い検査をやりながら、受刑者からは「この看守は狂ったサディストだ」みたいに決めつけられるのだ。なんという空しさ。馬鹿馬鹿しさ。誰が好きこのんで犯罪者のケツの穴なんて調べるものか。

もしも私が刑務所に入ることがあったら、ウォシュレットを使ってから臨みたいと思う。

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