No.87
高級そうな腕時計をつけている人を見ると、ひいてしまう。
以前、仕事の相手先の人がブルガリの時計をつけていた。BVLGARIと書いてあった。多分、間違いない。イメージ的には数十万円するシロモノだ。それを見た瞬間、その人がすごく遠い存在に感じた。「あ。お金持ちなんだ」と。
きっとその人に腕時計について話を振れば、「いやいや。大したもんじゃないんですよ」とか、「思い切って買ったんですよ」とか何とか言ったのだと思う。実際、そうだろう。別にIT長者とか、超お金持ちの息子とかそういう人ではなかったので、そんなにお金持ちであるわけではないのだが、高級腕時計がもたらす印象は強い。ついつい卑屈な気分になる。
世の中の人はどのぐらいの価格の腕時計をしているものなのだろう。
サラリーマン社会において、「その時計いくらですか?」と尋ねることは、密かなタブーだと思うので、誰か代わりに調査してくれないだろうか。
2005/11/7
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