No.89
ひらがなの「あ」と「な」は似ている。
急いでメモした字をみて、「あ」か「な」か分からないことがよくある。文脈をみれば、大体どちらかか分かりそうなものだが、文末にあるなんだか不明瞭な二文字が、「あり」なのか「ない」なのかの判断はなかなか難しいものだ。どちらでも意味が通じるけれど、意味は正反対になるという恐ろしさがある。
そんなことを考えながら自分の字を見ていると、だんだん、その「あ」か「な」か分からない字が、筆記体の「y」にも見えてくるから不思議だ。
大事な話を聞くときは、メモなんか取らずにしっかり聞くことに専念するのが正解だと思う。
2005/11/9
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