2019年3月2日土曜日

重いカバン

No.98

カバンがどうしても軽くならない。

小学生のころからそうだ。時間割に合わせて教科書とかを入れるのが面倒なものだから、全部の教科書をリュックサックに詰めていたような気がする。お陰で忘れ物をしないという美徳を得ることはできたが、極めて計画性に乏しい性格になった。明日どんな予定があるかと考えることを常に拒否している。

今でも通勤に持っていくカバンは異常に重い。何キロあるのかは知らないが、おそらく7~8キロぐらいあるのではないか。理由は仕事に使うパソコンと雑多な資料を詰め込んでいることにあるのだが、これも、いつパソコンや資料を使うことになるか分からないという発想に基づいている。冷静に判断すれば、当分の間使わない資料も多々ある。ただ、最初からそういう判断をしようという発想自体を拒絶しているので、カバンの中身は増える一方だ。

重いカバンを持っている人間は計画性がない。一つの真実だと思う。


2005/11/22

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