2019年4月20日土曜日

誘惑のギターケース

No.109

ギターケースを担いでいる女性を見ると、グッとくるものがある。

私には楽譜をよめる人は無条件で偉いと思う性質がある。自分には使えない「世界語」を使えるいうイメージがあるからだろう。なんか交友関係が広くて、社交的で、しかも努力家で、才能があるという気もする。そういう私にとって、ギターケースを担いで歩いている女性は、交友関係が広くて、社交的で、努力家で、才能がある女性だ。心の中に湧き出る尊敬や憧れの感情は、恋心への第一段階といっていい。

そういうわけなので、クリスマスを前にどうしても私を誘惑したいという人がいれば、ギターケースを担いで歩くことをお勧めする。こういう場合には「実はギターが下手」とか「ギターは弾けるけど、楽譜はよめない」という可能性は考慮しないので、どしどしチャレンジしてもらいたい。


2005/12/8

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