イヌよりネコの方がいいに決まっている。
イヌ派かネコ派かという議論がある。イヌの方が飼い主に忠実で頭がいいから好きだとか、ネコの自由きままなところに萌えるとか、いろんな意見がある。そして多くの場合、議論には決着がつかない。イヌ派とネコ派の対立はいつまでたっても解消されないままだ。こうした対立は無用な憎しみを増幅させるだけで、イヌ派とネコ派は一刻も早く和解すべきではないだろうか。
思うにこの対立を解消するには、議論の視点を変えてみるべきではないだろうか。これまでの「イヌを飼うかネコを飼うか」という飼い主視点では議論は決着しない。だからこそ、今、議論の視点を「イヌになるか、ネコになるか」という飼われる側の視点に変えるべきなのだ。そうなると議論の決着は明らかである。常に首輪につながれて、退屈そうにあくびをするだけのイヌ的な人生がいいという人は少数派だろう。誰だって、自由きままにほっつき歩いて、あちこちでエサをもらえて、それでいて「かわいいぃ」と喜んでもらえるネコ的な人生の方がいいはずだ。イヌ派とネコ派の対立はここに決着した。ネコの方がいいに決まっているのだ。
これまでイヌ派を名乗っていた人はただちにネコ派に全面降伏し、飼っているイヌを無条件で解放すべきなんだと思う。
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