No.50
コンビニで418円の買い物をして420円を払ったら、「420円ちょうど頂きます」と言われた。
反射的に「あ、2円」と言ったのだが、心の中にやってきたのは微妙な後ろめたさと恥ずかしさ。そのままの勢いで「418円ですよね」とも言ったが、自分で自分に「たかだか2円ぐらいで必死になるなよ」と突っ込んでしまう。
店員さんは、しばらく自分の間違いに気づかずに、きょとんとした表情をしていたのだが、その間にも、恥ずかしさが募る。「お前が間違えて、なんで俺が恥ずかしがらなきゃならんのだ」と怒りも沸くが、ここで語気を強めるようなことをしてしまえば、ますます2円ごときで必死になっている男の姿が浮かび上がることになる。
時間にすればわずか数秒のことだったろう。おそらく、周りの人もそれほど気にはしていなかっただろう。それでも自分の度量の狭さをさらけ出したショックは大きい。
2005/9/8
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