2018年5月31日木曜日

歩き方

No.48

すごいガニ股で歩いている女性の後姿を見た。

赤いスーツの上下を着ているので、目だって仕方がない。隣を男性が歩いているのだが、この男性は女性のガニ股に気づいているのだろうか。別に恋仲という感じではなさそうだが、隣を歩いている女性がこれだけガニ股だと、
何か思うところがあるではと心配してしまう。

そんなことを言っている私も、歩き方ではよく注意される。「肩で風を切って歩いている」とか「ひょこひょこ歩いている」とか。大学時代には「高校時代に会ってたら、絶対に殴っていた」とまで言われたぐらいだ。なんせ自分の歩いている姿を客観的に見たことがないので、なんとも反応に困るのだが、私は私で変わった歩き方をしているのだろう。そういえば、信号待ちをしているとき、後ろからやってきた先輩に、「ものすごくうつむいて立っている人がいると思ったら、君だった」と指摘されたこともある。

いろいろ思い出したら、女性のガニ股にも寛容な気分になってきた。歩き方についてつべこべ文句を言う人は、心が狭いと思う。


2005/9/6

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