2018年6月25日月曜日

巨泉の気持ち

No.56

昔、大橋巨泉が世界まるごとHOWマッチの司会をしているとき、アシスタントの女性がノースリーブを着ているのを見て、「肩出しのおねえちゃん。いいねぇ」とかなんとか言ったことがある。

当時、小学生か中学生だった私はそれを聞いて、「肩なんか何が楽しいんだ。やっぱり、オッパイかお尻だろう。おっさんの考えることは分からんな」と思った。肩なんてものは、骨の上に筋肉と皮がはっているだけのもので、面白くともなんともない。第一、ゴツゴツしているし、男の肩も女の肩もそれほど変わるものでもないだろう。肩なんてものは、腕を動かすという機能を果たすためのものだ。そんなに肩が好きならば、ケンタッキーフライドチキンでも買ってきて関節の動きを堪能すればいい、という発想だ。

最近、ノースリーブの女性をみると、自分がおっさんになったことに気づく。

こんなところばっかり大人になっていく。


2005/9/16

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