No.58
車の乗り心地が分からない。
この前、仕事で某国産メーカーの高級車に乗ったのだが、ありがたみは今ひとつだ。確かに広いのは分かるのだが、高速道路を走れば、やはりそれなりにガタガタするし、ブレーキを踏めば、体に抵抗を感じる。友人が手に入れたピカピカの新車の助手席に乗せてもらったときも、座席が革張りであることや、SF映画の宇宙船の操縦席を思わせるようなカーナビが付いていることには素直に感動したが、乗り心地に関しては「普通」としか言いようがない。申し訳ないが。
高級車というからには、どんな道を走っても全く揺れないとか、止まるときは自然にフェイドアウトするように止まるとか、なんか車に乗っているとは思えないぐらいの感覚を期待してしまう。手塚治虫のマンガに出てくるような、地面から浮かんでいて、ジェットエンジンみたいなのでスーーーッと移動しているような乗り物のイメージだ。広いとか革張りというのは、自動車の本質的な性能とは関係がないじゃないか。
ここまで書いて、自分が高級車に幻想を抱きすぎであることに気づいた。
いい年をして、高級車をマンガのイメージでしか捉えられない自分に反省を促したい。
2005/9/21
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