1993年07月12日(4日目) 晴れだけど途中ちょっと雨
さすがに電車の中では何も起こらない。朝起きたのは10時すぎ。だらだらパンを食べたり、ジュースを飲んだり、本を読んだりして過ごす。いくつかの駅に止まったが、別に降りるつもりもなく、だらだらする。
窓から見える風景はハバロフスクまでは湿原みたいな感じであったが、ハバロフスクをすぎてしばらくすると、ふつーの草原というかなんというか。夕方頃見えた景色はきれいであった。
食堂車でも食事をしたが、まずまず美味である。キャビア+ゆで卵とボルシチ、更にハンバーグがついて2800ルーブルぐらい。でも、オレンジジュースはまずかった。
4人の会話は下ネタからスカトロネタに移り、ますます男臭さを増している。今、夜の11時ぐらいだが、まだ太陽の光でほの明るい。下手したら星が見れないのでは。
電車の揺れや狭さにも慣れ、車内にも危険な雰囲気もなく、可愛らしい子供と太ったおばちゃんを視界の端に入れながら、通路の外をながめていると、たっぷりと異国情緒にひたれる。明日もこんなだらだらした1日であることを嬉しく思いながら、便所に行くことにする。
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